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ふにゃっ

あの星のふもと、かたちが手を振っている

なんでもない…(桜Trick 9話 ゆずちゃん風になる!

何度もキスシーンがあるこのアニメ

否応なくそういう関係を意識させるなかそういう関係ではないふたり

ふたりは友達 なかのいい友達 ただ…

なんでもない、いつものこと でも…

 Bパート


 楓が冬なのに冷たい炭酸をゆずの顔にぴとっ
 ゆずは驚く
 楓の目アップ バックに炭酸が抜けるような効果音が糸を引いている(ここまでカメラがすこし激しく動いている


 バストで二人
 ゆずはふてくされ気味。楓は距離は離れゆずの方向を向いていない。がカメラの位置的にふたりは横にいるよう。さらに楓は目だけゆずのほうをみている


そんな二人ではあったがゆずが遠くにいる人に気づく。それにつられて気づいた楓は目線をゆずのほうから正面に向け、ちいさくおっと発する。


遠くにいた人は春香と優 (ふたりの位置からフル


ゆずが呼ぶ 「おーい…」
バシュッバシュッバシュッバシュッ
「うわぁーぁ」 
炭酸が噴き出した。楓の驚きの声。呆然の表情。無意識でやっていたようだ。普段そんなことなどないのに。
「あーあ、振ったでしょ」
なんてことない普通の態度。その言葉に楓は恥ずかしそう。
ただ間髪を入れずにごまかす。

次のカットで俯瞰で四人を写す ここからbgm入り
三人が挨拶をする中ひとりだけそんなに意識が二人に向いていない楓。
そんな楓に優はどうしたのときくが
{なんでもない」
と気にしてほしくないようにつぶやき歩き出した。(このあとはAパートのときに張ったギミックが発動して終わる)

 

意識がある楓とないゆず。
楓のような立場は本当に微妙なところをコントロールしなければならない。
近つきすぎず離れすぎずわずかな間を維持し続けなければならない。
ただこのシーンで楓は揺らぐ。でも自分を出してはいけない。
そのため楓はゆずからすこし離れ別の方向を向く。
春香と優がいることがわかると意識を普段に戻そうとする。
でも全然そんな状態にはもどれていない。
別の方向を向いても目線はゆずを向いているし、ゆずに渡すはずの振った炭酸を自ら開けてしまう。

揺らいだ意識はごまかそうとしても消せないのだ。

 

最後はAパートで張ったネタを使い終わる。これがまた絶妙でこれがあるからこそ素晴らしいのだ。
普段のノリを入れることで楓の目線を主体にしすぎない。この目線は決して強く表にでてはいけないのだ。

 

あまりしめきれていない感のある桜trickだがこのシーンは素晴らしいバランスでできている。