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ふにゃっ

あの星のふもと、かたちが手を振っている

蒼穹のファフナー

 生きる場所を守るため、生きられる希望を守るためただ今を削りどうやってでも生きていかなければいけない。先なんてみえない。絶望に哀しみに浸れない。いつまでも終わりはない。それをしってなお生きる為たちつづけなければいけない。たちむかっていかなければならない。それが今日を生きること。僕たちが生きる日々。

 

十年という時間。ただそれに乗って。出逢うものはなんだろう。未来を託された子供たち。親は希望を預けた。子供たちは大きくなり。未来は今になり。それで私達はいまなにを感じているんだろう。

  預けたものとか憎悪とか。わたしの社会は成長し確かに変わった。いやなことかいいことか。でもあのときを境に大人を知り戦うことを続けるしかなかった今の連続の先の未来。十年後の今も戦い続けても戦い続けて。あのときの自分は過去になり。年をとっても戦う過去の自分を横に今の自分。未来の新しい自分。確かに受け継がれてきた希望のかたちもまた戦うしかなかった。 

 終わらない戦い。希望のため戦ってきた。生きる希望? 生きるための希望? どれだけ希望のため血を流してもあまりにも繰り返し。希望はただ生きるためにしかないのか。あまりにも耐え難い。

 でも十年を凌いだ。そして十年以前も。凌いできた。いろいろ考えながらも凌いできた。 

 

 楽園は確かに楽園だった。戦うしかないことをしっている今沁みていて。

 楽園は生きている限りなくならなかった。生きられた。少なともいまは。

 楽園がなくなるほどの死を宣告されたとき私達はどうするのだろう。それでもなお生きるため希望を抱き続けるのだろうか。ただ戦火に塗れ生きることではなく生きるためにしか命を使えなかった辰宮島の大人たちのようにまた希望を見出して、戦い続けるしかないのだろうか?

 ただ続けるしかないんだ。耳を塞いだり、忘れたり。そうしかない、ないから続けるしかないんだ。希望を繋いでいく限り。私達は戦うしかなかった。 

 

追記 

死に場所を探すっていうのは生きるためだ。自らを投げ出せるほど生きられる場所を。死ぬためじゃない。生きるため。強く本気で生きるためだ。違いない。