卵の殻保存同盟

落ちた鈍い殻はとてもおいしい、と思う

パルムの樹

 人間になる。人間になるんだ。彼の中の人間像。生きる為に何もかも踏み潰す。ただ一つをみれば何もかも叶うかと。それが絶対的だと信じるまでもなくただ進み。それを基準に世界を見ていて。狂いといえる歪みになんて気づけるわけがなく。ただ困惑し泣いている少女に引きずって。ただ走っていく。

 

人間が歩くっていうのはこういうことなのかもしれません。勝手に出来た全てを救ってくれる願いを叶える為に。なにもかもを知れず歩いていくしかない。