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ふにゃっ

あの星のふもと、かたちが手を振っている

かつお

一日一文

  知識とか思考とか思いの積み重ねがことばを産み出すわけではない。全て同じ麓で概算されるのがことばだけどその質量は全部同じなのだろうか。わたしが拾い上げているのはそれぐらいのその程度なのであろうか。

 テンポテンポ。リズム。明らかなるリズム。場所と程度は違えど明らかな彼のテンポ、それだけに支えられ変な形の無きに等しきことばたちがうようよと歩いてる。ゾンビパーティか。大阪の遊園地で行われてらのみたいだね。
 みんなお遊びだ。それで傷つき泣き笑い虚無となる。どうでもいい。それが当たり前なの。思いはなにかの跡に既成されたわたしの思い込みに対する答え。答えは答えをどんどん植えていく。身体のなかの鎖を全て溶かしきったとき身体だけになってわたしはデェスクに座って数字打ち込むの。はっきりと確かに打ち込むの。それだけなの。
「かつお!」
 かつおは走る。バットを振る。ボールは飛んでいく。窓は割れる。逃げる。笑いながら。
 全国の窓を割った男かつお。建物という建物の横には必ず空き地が必要。空き地。建物の列挙だ。田舎でさえ空き地はない。家が建った。それなりの家。
 かつおとかつお節。かつおからかつお節。わからない。どうして彼らがこんなこんなよくわからないたこ焼きのかつらになるのか理解できなかった。そこら辺か。かつおの不明瞭さ。かつおくんとかつおとかつお節。みんな不明瞭さをもって認識できる。ことばになった。かつお。浮いたことば。
おかかもそうなのか。ちょっくらみてみると書いてあった。信じられない。何かと何かを合わせた秘伝のふりかけだと思っていた。おかか。かつお。合っていないなまったくな。
かつおは飾り。かつおは一部。わたしという箱のなかでおどるさかなたちの一部。ビチビチ踊っていらっしゃるかつおとかつお節とかつおくん。おかかはいないけどね。はい。