卵の殻保存同盟

落ちた鈍い殻はとてもおいしい、と思う

風車

一日一文

空気は流れていて子供たちは空気に誘われ今を感じるだろう
風車の振動を握りしめて 笑い行き行きて
夢中だった嘗ての遊び
手の中には風の子が眠っている わたしは息を吹き風車を回す 少女はスカートをふわりと浮かす
風車が廻りだす
天候は晴れ てんとう虫が地面に転がっている 墓を道端に作り彼女は死守する
越えられるであろうフェンスは震えない 踊り走り笑う
一時間の眠り あくびは飛んでいかず忘れる
明日になれば風は止んでいるだろう ただ子供達は笑っていた