卵の殻保存同盟

落ちた鈍い殻はとてもおいしい、と思う

若輩者

一日一文

   自分の瞬間の感覚は明確だ。生きている。自分の目で自分を見たらどう感じるか解らないが(巡り巡り誰かを観て馬鹿げていたりどうでもよかったりそれが自分と似たもんだと感じることはあるが)この感覚は大好きだ。
若輩者は道がひとつだ。曲がっていたり歪んでいたりそもそも道が喪失していても若輩者の目にはただまっすぐな道が続く。若輩者の目にはその道はガタガタでぼやけていて蜃気楼ではあるが夏のアスファルトの蒸気のように道自体が総てを超過して進める道であるように映る。ただ解らぬ道を進み時には忘れて失くしてしまう。それでも何があっても若者が歳をとるには何らかの道を進むしかない。進まずして命は超えられない。歳を取ってから超えるつもりか。曲がっている道を歪んでいる道をそもそもない道を越えることが人の道。君が強者であることを望む。道などないからただ進め。今君の流れに乗り進め。進めるから進め。
自分に寄っている。自分自身に寄っている。若輩者は酔っている。殴られしばかれ死ね。死ね。ただ死ね。そして生きろ。生きる。それだけが若輩者。
なにもかも関係なし。ただやれ。誰もがただやった結果だ。思い込みなんだよ。いい思い込みに生きな。そんだけ。