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ふにゃっ

あの星のふもと、かたちが手を振っている

瞬間、君は言の葉

一日一文

 個人はいつまでも個人だ。どれだけ時代を重ねても思いを受け継いでも君の言葉はいつも個人が発せられる物量しか話せない。見栄えが幾ら君を超えても言葉はいつも変わらず君でした。君の積み重ねでした。
ただ瞬間の積み重ねは君の今に繋がっている。君の核はほとんど変わらず似たようなものしか話せないけれど君自身が受け取って重ねていく君の言葉は確実に生きている。君になっている。
言葉は人其々の思い感情が積もり積もりて少しずつ重なっていく。君が認識する言葉になる。言葉は最初は音でした。ただの唸りでした。今僕たちは字も思いも確かさも心の中に浮かびます。人其々の貢献です。言葉は今や器官です。当たり前にわたしたちです。
わたしたちはふとした言葉を漏らして。必要な言葉、ない言葉。どんどん漏れ出して文字の器に注ぎ込まれてまた言葉になっていく。人其々が投げ合い混ざり融合して超越します。また新しい言葉が生まれました。ちょっとした瞬間が重なり合い大きくなりました。時代の人々にも流れます。ただ当たり前にある君として。
本当に在るか無いのかわかりません。言葉は欲しいと願うならばいつしか何処かに現れるでしょう。君はそこまでいるのかわかりません。でももしみんなが必要と願うならばまたわたしとお話できるでしょう。わたしは君にいて欲しい。だからわたしは遺します。思いを捧げます。君という言葉が明日人々に顕在しますように。ただ思って。
言葉はいつも様々が重なって移り変わり時には失われてそれでも何処かに存在しています。色々な思いや感情が世界中を巡り何処かで言葉になっています。
わたしは今君に言葉を嵌めます。少しずつの瞬間を重ねて君が必要だと解りました。君が僕の口から洩れるってうれしい。
喜びを。言葉が在る喜びを。今君が話せる喜びを。ただ祈り祝います。言葉は在る。確かに存在する。その奇跡をただ祝い日々を過ごします。明日またあなたと出会えるよう。日々を刻みます。
わたし。わたしの言葉。わたしの中の感情に君を嵌めて。わたしはただ話したい時君を考えます。君が必要だ。探します。暑い辞書の中言葉の森で君は安らかに緑に包まれてまどろんでいるの。わたしに祝福を。魔法をかけて。君の言葉が今わたしの感情を世界に与えてくれる。ありがとう。言葉が生まれてありがとう。
わたしはいつもここにいる。君はいつもどこかでまどろんでいる。わたしは必要となったとき君の周りは蛍火が舞いわたしは君を見つけることができる。ありがとう。ただ言葉に祈る。
言葉は小さな葉っぱ、それ以下の存在であったけれど今や森、地球上を覆っている。わたしたちを護ってくれる。どんどん言葉が重なり合い複雑に生命を咲かしてわたしは言葉に乗って君を唱える。呪術的ではない狂騒的でもない日々の言葉が花咲いています。祝福を咲かしています。
ただ重なって生まれた。必要だから生まれた。わたしも必要だから言葉は存在する。わたしはありがとう。ただありがとう。世界中育んだ個々の存在にありがとう。わたしは好き。この言葉が好き。だからありがとう。ただ思う。