卵の殻保存同盟

落ちた鈍い殻はとてもおいしい、と思う

希死念慮

一日一文

 

存在せぬように振る舞いなさい。例えばやはり言葉は誰かに振られ発せられるから僕は結局何も話せてなどいない。お笑いだ。自身の発露など常に僅かで互いに影響しあいしばきあって色々語れるようになったわけだ。見せかけだ、なにもかも。
何もかも掴み所がなさすぎて全てを掴まずただここに居る。嫌だとかふざけているとかそれ以上のものが其処にはあったはずなのに認識しようとせず自らの希死念慮に埋まってしまった。その仮の言葉はどうしようもない。何も発せられず意味も持たず消えていく。全て大事に思ってなくなる。
誰しもがただ其処にいてそれだけでだから適当に言葉で居なくしてそして綴っていく。それだけの世界。誰も居ない。常々独り言だ。独り言で殴り合っている。ただ其々の麓に含んでいき食って千切る。それが生きるってやつだと思ったから拒否した。やられるのが嫌だったからね。やるとやられるからね。それは怖い。
どうしようもなく逃れられて逃れられない。言葉を発するならば逃げられない。綴ることを続けるならば人を殺す野郎だ。こいつは振りをしている。生きていない振りを。馬鹿野郎。生きていやがる。影響されてやがる。その言葉に囲まれているんだよ君は。

言葉は凌ぎだ。その場凌ぎの張り横丁。そんな野郎だったのに美しかったり煌めいたり不思議であったりしやがるんだ。なんか勘違いしてしまった。全部くだらないくせにずるい。だからただ呟く。それを魅せられるような、それこそふざけているんだが。ただ自分しか現せない。それをただ識りそしてやっていくだけですね、はい。