卵の殻保存同盟

落ちた鈍い殻はとてもおいしい、と思う

傾注さんとアニメ群

一日一文

 

縁はあるが薄く特に嵐にかかれば時代はあなたに保護と癒しの言葉でまみれるかもしれない。それがわたしの視聴するアニメ群との関係性だ。
して私の世界の端で意識を伺っているアニメ様の方を逆に見つめ考え込んでいる今の私はそういうご関係ですのでそれ以上のものをなかなか掬い取れない。わたしはわたしである。わたしの領域で世界は形作られている。あなたはこれ。きみはそれ。わたしはそういうものであるって有意識と無意識で反復しあいいつのまにか出来上がっていた。だから歩くしかないってね。色々なところに色々ななにかを託してきたからね。だから出会いつづけないといけんからね。
傾注は毒だ。されどそうせざるを得ない、落ちていくわたしがせめてものって握りしめた草の蔓を誰が責められるというのでしょう。まさか簡単に死ねるならばって願う子羊になるわけじゃありませんよね。そうならばどうして死ななかった?
思い込みが激しく意固地な姿勢を崩さない。それで所謂留まり続けるわたしになる。自分で考えても弱いところは決してなぞるだけでせめないし誰かにやられても涙を流しながら結局は適当に振りかまして遠ざかる。どうしてもこうでしかいられない。自身の中心でしか生きられないほど息が詰まりでもどうしようもなくそこだけがわたしの場所でしかなくなったらもしかしたら破壊できて一輪の禍々しい花が伸びてくるかもしれない。でもそこには破壊と創造、わたしの死が含まれている。
「傾注さん傾注さん。どうしてあなたは傾注するの」
自分自身に拘り続ける私であったからです。その象られた意識が大好きだったんです。でもそれじゃ生きていけないからせめてものって思考でこういう道を選んでしまったわけです。
「でもどうやら傾注さん。やはりその領域の暮らしも他と一緒で生きただれかさんのほら話で繁栄しているよ」
そういうことさ。でもどうやら破壊されてもし花を咲かすことが出来たら生きることが許される気がするんだ。そう思わない?
「傾注さんは傾注しすぎて色々忘れていってない? 結局そうなるしかなかったならどうしてこんな道にしたんだろうね。あっちならもっと単純だったのにさ」
怖く愚かで屑だ。でも道はただ前と後ろにしかない。全ては繋がりなにを大事にしてきたのかってことだ。せめてものレクイエムを演じることが出来たのならこの道になってしまったことも誇れるんじゃなかろうか。
「そんなの知らないよ。でも傾注さんが今私の前で傾注できていることは確かだね」
まあ歪むっていうことさ。其れもまた普通なんだんだろうね。
「傾注さんは大きく云って普通なお人なの?」
そうだろうね。異端に成る事に憧れていながらいざ自分がそう云う領域に踏み込んでいるのではないかと考えると目が瞬き走って路地の陰で意識を紛らわしたいと考えるよ。
「普通の人普通の人」
まぁそういうもんじゃなかろう。結局はそれはただの思い込みだから。