卵の殻保存同盟

落ちた鈍い殻はとてもおいしい、と思う

睡眠休日休み時間

一日一文

弟が時折もう直ぐ試合が始まると目覚ましアラームの如くの仕事を言わずとも為してくれるので半ば一階リビングの前で約三時間の拘束を経ることが義務的様相を得ている。昔わたしがお仕事でお疲れな父に課していた行為。義務的様相ほどため息をつき時代にだるさを覚え離れたくなる形態はない。始まりは何ですか。見つけにくいものですか。単純です。目の前に落ちていたから。其れならば拾うか見逃すか気分次第でOKでしょう。
全く眠くはないのに少しの眠気で脳が膨らみ爆発するかもしれない空気を帯びて睡眠を断行する日々を送る私にとって眠りは最後の社会生活という奴になってしまっている。私曰くの定理、社会的時間、定められた時間をこなしていくことはその世界を帯びることに他ならない。その時間を拒否したこと、昼夜逆転という言葉でさえ最早社会生活を送るものの言葉でしかない私はその時間をもう一度求め始めているという事実。生きるということ。生きていくということ。その事実を認めるしかない状況が漸く顔に出始めてきた私には今の生活は次第に堕落の匂いを感じ始めてきて苦痛という他ない。
其れでもわたしは。
言葉を話せない。話したくない。前に立ちお話しする人の言葉を添削し周りの者とちょっとした綻びを論えて批判する根性は民衆に備わる当たり前の素質である。去れどそう云うものしか為していない者、つまり私がいざ前に立ち何を話すかというと何も話せず顔を真っ青にしてふと気づけば浴びせられた視線と真っ向から触れてしまいその重責に手の指を組み組み惑わせていずれ誰かが交代を要求するまでなんとか自身の与えられた責務を全うしようと頭の中にある言葉を探している内に降格を組織的判断から与えられて私は自身に与えられた元の民衆の席に戻り義務を成せなかった私の尻拭いを果たす後援者の言葉を虚ろに眺めている他ないのである。
言葉。唯の自身の発露。何処からがスタートか。まぁ此処からじゃない。そう思い動いていく常ににスタート、常に終点なる私の道の始まり。