卵の殻保存同盟

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第4話 エルザ・デ・シーカの死【GUNSLINGER GIRL】【Vol.1】

GUNSLINGER GIRL, 漫画一日一話

《あらすじ》
ある公園にて殺害された様子の親子を調査している刑事の元に二人のSISDE(内閣情報局)が仕事を貰い受けにやってきた。
SISDEを名乗った公社二課の課長とジャンは死んだフラテッロを確認して現状を軽く整理する。彼らを殺したのは外部か内部か。まだ何も分からない。
クリスマスをヘンリエッタと共に過ごしていたジョゼのもとにも情報は届く。ジャンと合流したジョゼは先ほどプレゼントしたばかりのカメラでリコを撮るヘンリエッタを見ながら話を聞く。ジャンによると義体エルザ・デ・シーカは義体唯一の泣き所、目玉に被弾してやられたらしい。話を進めながらタバコを吸おうとジョゼにもタバコを与えるジャンであったがジョゼはヘンリエッタの為にタバコをやめたという。全く呆れた弟だと、その点死んだ「兄」たるラウーロは弁えた男だとジャンは言いジョゼも同意した。
内部、休暇から帰ってきた公社作戦一課のピエトロ=フェルミは一課の課長からフラテッロ殺害事件と関連して義体の調査を言い渡される。一課は二課の義体を疎んでいる為此れが突き上げに良い機会と踏んだ為だ。ピエトロは仕事中の女性課員エレノラ=ガブリエルを引き連れて一課にへと向かう。
課長から全面的に協力するように言われている二課のジャンとリコは一課の二人からの質問に答える。事件の現場に移動して義体に関する情報を聞き出すピエトロは義体がどれほど「兄」の危機に敏感か不意に咥えていたタバコをジャンに放り投げて確認する。エリザが発砲した二発の弾丸等調査が進んでいない現場を去りピエトロは次にエルザ・デ・シーカのことを知ろうとする。
ジャンから言い渡されたリコに案内されて二人は義体棟の中を回る。エルザの何にもない一人部屋やエリザの事を知っているトリエラがクラエスと住むぬいぐるみと本の部屋を見回りながら二人は義体に関する見識を深めていく。一対一でトリエラからエルザ・デ・シーカの話を聞くピエトロはトリエラから条件付けと愛について教えられる。ピエトロは部屋を出るときトリエラもまたエルザと同じ義体であっても友達ではないからどうでも良いと述べたリコのようにエルザの死を感じているのかを聞く。トリエラはエルザ・デ・シーカはいつも一人でいた子だからと語尾を濁し、普段のエルザ・デ・シーカを見ているとラウーロの為に死ねて幸せだったのではないかと述べる。
一方ジャンは課長から銃弾について困った事実を見せられる。課長から事実を隠す方法を聞かれたジャンは銃弾のことは隠し義体の能力不足ということで話を付けようと提案した。こうしてエルザ・デ・シーカは主人の為に戦い死んだこととなった。
ピエトロはジャンから事件の調査結果を告げられる。指定テロリストとの戦いでエルザ・デ・シーカは「兄」のラウーロを守って戦い死んだ。ピエトロはそのことを聞き、トリエラが述べたエルザ・デ・シーカの話を思い出しながらリコに君もまた「兄」ジャンを死守って死ねたら嬉しいかと聞く。リコは死ぬのは嫌だと言い、続く言葉をジャンに遮られて彼女の真意が現実に表出することはなかった。

 

〈概要〉
GUNSLINGER GIRL第四話。前後に分かれた話の前編。
公社に起こった事件にヘンリエッタとジョゼが絡む枠組の話。

 

〈かたちの所感〉
前後編のの為細かいことは後編に回したい。

ただ如何してある一組のフラテッロが娑婆で起こした事件はまずその地方の警察が関わるし彼らは酷い死体だと感想も述べる。やっかいな事件、面倒なこと、妙な話と刑事は感じる位置に公社は存在する。
同じ公社でありながら義体のことを疎んでいる一課の面々と接する時のリコは機会的に冷ややかであったり。GUNSLINGER GIRLの世界が積まれていることは感じる。

さりげなくクリスマスのプレゼントにカメラと日記帳を贈るジョゼ。彼がヘンリエッタと「兄弟」を続けていく為にはそれらをさりげなく組み入れなければいけなかったわけだ。記憶を失っていく事実を直面に気づかせずに限られている中で生活させるためには。

 

〈その他メモ〉
特になし。

 

〈第4話で好きな言葉〉
特になし。
〈好きなコマと気になるコマ〉

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第3話にてヘンリエッタが見つけたクリスマスプレゼントに彼女の元が含まれているばっかりに思い込んでいたかたちだけれども実際はどうなんでしょう? 分かりませんね。『GUNSLINGER GIRL① 第3話 P106』 抜粋


次回は第5話 エルザ・デ・シーカの死(後編)

〈自身への反省〉
行為を積み重ねていくことに慣れる。