卵の殻保存同盟

落ちた鈍い殻はとてもおいしい、と思う

否定の連続を続け、肯定はどれほど僕に残っているのか。
しかし最早僕の世界に判断可能な物質は残りわずか。
もう動く他なし。
肉体は生き、精神は死んだ振り。
死んだ振りを辞めると、心は苦しみの沼に浸かっていることを思い出して停止する。
精神科や心療内科とお友達ではない私はこうして実家に未だ引き篭もる(外に出ているし、少しは金銭を得る仕事を為すが、お為ごかしに過ぎない)。
苦しみを味わない為に引き篭もるのは自らを保護するのには良い方法ではない。しかし物質も行為を投じることもまた自分には同じ方法で解決に至らない。
解決する方法など存在せず、私は死ぬ他ない。
死なない、死にたくない、生き続けたくはない、私という観測地点の消失を恐れるから。
なにの視点によって私がこうなったのかを常に考える私。
私に於いて、私がどうして、私のように行われているのか、私自身によって説明可能になりたいわけではなく、此処もまた何かへの返答。
死の方法を一つでも抱えることを拒否したかった。私は肉体持参。
肉体は生誕、日々、寿命、葬式、焼却、墓。
私の選択を私は知り続ける。この肉体に生きることを知ってしまう。
この人生は私しか知らないようだ。
支離滅裂な私の文章。理路整然と説明することを拒否する私。
分かりやすいと死ぬ。分かりやすくなければ誰の胸も通らない。
肉体の死を認可せよ。時間を話せ。
自らの道、私道。
王なんて王なんて王道っていうか、勝手に呟いて死ね。
暗い部屋でろうそくを立てて頭に布団被って一酸化炭素中毒みたいな、いや死なず生きるそれ私自身への妄想。
引き篭もるへの夢を果たしつつある私、次は一体何へと移行する。
常に苦し紛れの言葉の泡を突き割る。
引き篭もりにて果たしたことでも考えようか、考えよう。
私の世界は私が考えて思って果たしてきたことだけが残り、できなかったこともおもえなかったこともはたさなかったことも残り、つまり私が言葉に可能な何もかも全てが残り続けるわけでありますが私はそんなこと知れず進む世界の森羅万象。