好き好き超愛してる。

水底の遺物、繭の中、かたち。

夢よりって言葉

幼い頃からなにかを達成できるとは思えなかった。夢なんて夢じゃなかった。

朝から入っていた業務がなくなったので、ぼーと午前中を過ごす。自分がどのように関わるのかまだ曖昧な台本への理解を深めながら、掃除をしたりiPhoneをぽちぽち。あっという間に出かけなければならない時間となる。

両親が建てた実家の二階で台本を読んでたわけだが、暑いから窓を開ける。窓の外からは高校野球の匂い。大雨が降っていたときにiPhoneの画面をスライドすれば見るニュースにて高校野球の予選開幕が多数で延期されたって知った。奈良の高校野球がいつから始まるか知らない。太陽の日差しと雨と川と田んぼの蒸発と緑の匂い。当時どれほど苦しくともあの頃は素晴らしかったと胸を張るかつての高校球児のようになるのだろうかと未だに僕は嘯く。他人、様々な文章に支配されに行く僕。自分から呪いをつくるってアホらしすぎる。

出来ないことを出来るように見せかけて生きてきた。今の自分がどれほど嘘であるのか自分は知っているから苦しくなる。そうして逃げた。

苦しくないように生きた。倒れないように生きた。存在するように生きた。そうすれば生きられるから。

全部勝手な道でしかなく、語ると落ちていく、自分勝手な話しが続いていく。そうしなければならないなんて全部嘘だから。たったひとつの何気ない言葉で崩れる世界だから。

脚が臭すぎたり、服がなかったり、お金がなかったり、ご飯を要求したり、会話できなかったり、行動できなかったり、眠かったり。何かを大事にすれば何かが出来なくなって。言葉は落ちすぎているからなにを大切にするかを選び続けなければ、続くものも続かない。

いまは昨日よりましだ。だからなに? ただ生きているだけでそうでしかない。どのような声も関係ない。私はなにをして、しないのか。明瞭な事実はなにか。全てに先鋭しなければならない。