好き好き超愛してる。

水底の遺物、繭の中、かたち。

頭に生えた手

鎖が頭を覆う。錠を解かない限り鎖は頭から外れない。鎖は重く、うつむきがちな僕。遠くない未来、寝たきりの生活が待っている。
手錠の憂き目な僕。身に覚えがないと呟いたが目の前を蠢く影から返答はない。腕に力はない。
僕は歩いている。暗く壁の見えない部屋を歩く。出口を求めているのか。蠢く影、子供の不気味なあざ笑う声。いつしか何にも感じなくなった。
頭から手が生えている。僕の感覚では動かせない。手はウニョウニョ動いている。あぁ僕の範疇ならば嬉しいのに。そして何をするのか。僕は知らない。